心に残る人たち

Mちゃん

Mちゃんとの物語 (5:口コミメッセージと応酬)

翌朝。始発の便に乗るため、足早に空港へ向かった。シャッターを下ろした売店、まばらな乗客。──だがむしろ好都合だ。こういう静かな時間こそ、口コミを書くにはもってこいである。昨夜の出来事を思い返す。終了のコールやタイマーを、平気でスルーした。名...
Mちゃん

Mちゃんとの物語 (4:これは好意?それとも罠?)

名探偵との帰り道──なぜか行きつけとなった民謡居酒屋。ふと「そういえば、お店にメイド姿の写真があったかな?」と思い出し、スマホを取り出す。ページをのぞくと、お礼日記がアップされていた。どれどれ……こ、こ、これは……。ちょうどその瞬間、ビール...
Mちゃん

Mちゃんとの物語 (3:黒服の微笑)

Mちゃんの、あの意味不明な行動は胸の奥に小さな棘のように残っていた。けれど翌日、無事に名探偵と会えたことで、その棘はたちまち霞んでいった。もちろん、昨日の「当欠」のことを持ち出すような無粋はしない。人には人の事情がある──それを理解できる男...
Mちゃん

Mちゃんとの物語 (2:再会)

2025年7月。二度目の再会。予約を入れたときは、どこか胸がざわついていた。──前回の余韻がまだ残っていたからだろう。けれど、実際に部屋で彼女を見た瞬間、不思議と冷静だった。「久しぶり。。6月も沖縄に来たんだけどね」そう切り出すと、彼女は首...
名探偵

名探偵との再会

ちょうど一か月ぶりの再会!会った瞬間から涙が出るほど盛り上がって、終始爆笑タイム。ベッドでもずっと“クジラ状態”で、スローコンボにハマってヤバかった… 30回くらい!?(笑)オレ「ねぇ、あれ覚えてる?」名探偵「あぁー、オレのテクがあればDA...
Mちゃん

Mちゃんとの物語 (1:始まりの夜)

2025年4月、沖縄旅行の話である。思ったほどの暑さはなく、夜風は潮の香りを含んでさらりと肌を撫でていく。ネオンがにじむ夜の街を歩きながら、気がつけば店の前に立っていた。──予約のために、ここまで来たのだ。「この時間、Mちゃんって予約できま...
名探偵

座間味島 フィッシング🎣

2025年6月。今回の「どこかにマイル」の候補は 羽田・伊丹・徳島・那覇。万博に向けて伊丹・徳島が気になってたけれど、最終的に決まったのは那覇でした。4月に訪問した際には時間がなくて行けなかった離島がずっと心に残っていて…「次こそは!」と、...
トレード

「投資の暗雲」と「Mちゃん」

予約サイトで「TEL」と表示されていた意味が分からず、沖縄旅行1日目の帰り道、ちょっとした隙間で予約した「Mちゃん」とのお話   投資の暗雲2025年4月7日──。朝から為替や商品市場に不穏な気配が漂っていた。先物価格から今日は日経平均も-...