幸せとは

ネットを眺めていると「幸せに近づいた」「幸せを感じる」「幸せ」「依存せずに自分で幸せを掴みたい」——そんな言葉をよく目にする。
ただ、楽しいかどうかで行動を判断してきた自分にとって、「幸せ」を意識する機会はなかった。だから一度じっくり考えてみた。

幸せ=脳内ホルモンの状態

結論から言うと、幸せは「脳内物質が良い状態で働いていること」だと思う。
調べていくと、結局はこの3つに行き着く。

・セロトニン:安定・健康

気分の安定、心の土台づくり。生活リズムや健康と結びつく。

・ドーパミン:興奮・快感

達成感や快楽、ワクワクする体験に関わる。

・オキシトシン:つながり・安心

人や動物との触れ合い、信頼や愛情を生み出す。

3つのホルモンを「どう稼ぐか」

セロトニンの稼ぎ方

  • 朝日を浴びる
  • 適度な運動
  • トリプトファンを含む食事
  • 腸内環境を整える

ドーパミンの稼ぎ方

  • 達成感のある仕事や遊び
  • 高揚感のある体験

オキシトシンの稼ぎ方

  • 人との会話や触れ合い
  • ペットと過ごす時間

年齢や立場でバランスが変わる

20代なら、パチンコなどでドーパミンを得るのも一つの方法だろう。
逆に40代になれば、ドーパミン偏重をやめて、セロトニン寄りの生活=健康や安定を優先するほうが自然になる。
幸せは「何をどれだけ得たいのか」のバランス調整なのだと思う。

RPGに置き換えると分かりやすい

  • セロトニン → HP・MP・防御力
  • ドーパミン → 攻撃力・スキル火力
  • オキシトシン → パーティーメンバー

人生というRPGの中で、自分の獲たいホルモンに対してパラメータをどう振るか。ストレスという敵を倒して得た「ゴールド」で、武器や防具を整えることも。

そして、また新たな地へ旅立ち脳内ホルモンという報酬を獲得する。

——幸せって、結局はそんな感じのゲームなんだと思う。

次回は、効率の良い報酬獲得方法を考えてみたい

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