目標金額をはるかに超えたので、そろそろ守りのポートフォリオへ変更してみた。
これまでは「増やす」ことを優先していた。
攻めていた時
TOPIX ETF 100%
そして暴落したら、信用取引で2階建て。
かなり攻めた運用だった。
今思えば、東日本大震災で原発1号機が水素爆発した時が、一番苦しかった。
あの時は、大底で損切りしてしまった。
もちろん、今でも悔しい。
でも、あの時に味わった恐怖や悔しさ、そして「これ以上は無理だ」と感じた感情は、今の資産形成に確実に役立っている。
あの経験があったからこそ、資産が増えた今、無理にリスクを取り続ける必要はないと思えるようになった。
あの時の損切りは、結果だけ見れば失敗だった。
でも、長い目で見れば、今の自分の投資スタイルを作った大きな経験だったと思う。
様子見の時
TOPIX ETF 25%+個別株50%
暴落したら、25%のTOPIX ETFを積み増す。
そんな感じでやってきた。
ただ、これもなかなか思い通りにはいかない。
攻めから様子見への時、ETFの75%を処分した後、指数がそのまま2倍になった時には涙目になった。
「あのまま持っておけば……」と思ったけど、これも今となってはいい思い出。
投資をやっていると、こういう経験が次の判断材料になっていく。
上がり続ける相場を取り逃がした悔しさも、暴落で損切りした悔しさも、全部ひっくるめて今の資産形成につながっている。
でも、そろそろ守りに入りたい。
サッカーで言えば、
ガンバ大阪に3-0で勝っているのに「攻撃は最大の防御!」と攻め続けて、試合終了前の10分間に3-3に追いつかれた大分トリニータみたいなことはしたくない。
もう十分にリードしている。
だったら、無理に追加点を取りに行く必要はない。
ここからは、大きく減らさないことが、かなり重要になってくる。
ということで、ポートフォリオをこんな感じに変更する。
これからのポートフォリオ
- TOPIXインデックス投信 30%
分配金なしなので、金融所得における社会保険料への対応もしやすい。 - 個別株 25%
NISAも活用する。- 大型株
- 連続増配株
- 株主優待株
- 米ドルMMF 5%
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス 30%
- 長期金利2.8%程度を前提
- 現金・預金 10%
株式だけで突っ走るのではなく、債券・現金・ドルMMFを増やす。
さらに、時計や地金などの現物資産も保有する。
これなら、暴落が来ても大きなダメージは受けにくい。
そして、暴落したときには債券を株式へ移していけばいい。
暴落局面では長期金利が下がるはずなので、相対的に価格が上がった債券を売って、安くなった株式へ移す。
守るだけではなく、暴落した時に攻めに転じられるポートフォリオにしておく。
3-0でリードしているなら、無理に攻め続ける必要はない。
まずは、3-0のまま試合を終わらせること。
期待するリターン
このポートフォリオで期待するリターンは、リバランスの儲けを除いて、ざっくり年3.7%程度と考えている。
もちろん毎年3.7%増えるわけではない。
30%にしたとはいえ株式が上がる年もあれば、下がる年もある。
それでも、これだけ守りに寄せても、資産規模が大きくなれば期待値ベースで十分な金額になる。
資産3億円なら、年3.7%で約1,110万円。
資産2億円なら、約740万円。
資産1億円なら、約370万円。
資産5,000万円なら、約185万円。
つまり、もう無理して高いリスクを取らなくてもいい。
資産を大きく増やすゲームから、
「十分に増えた資産を、なるべく減らさずに使っていくゲーム」
へ。
そろそろ、そんな運用に切り替える時期なのだと思う。
3-0で勝っているなら、無理に4点目を取りに行かなくてもいい。
あとは守って勝ち切ればいい。
……とはいえ、今回は何年も耐えていた「関西電力・NTT」を売った翌日~翌々日に5%上昇。
「あのまま持っておけば……」
いい思い出になりました。
……くそが。
