前日のバーガーがまだ残っていたので、朝ごはんはコーンスープだけで済ませる。
暑いのか寒いのか、よく分からない天気。

今日は旭川まで、かなり過酷な状況になることが分かっているので、朝から足取りが重い。
しかも月曜日。
函館から札幌へ向かうサラリーマンも加わるとなると、満員列車になっているんじゃないか……。
そんなことを考えながら、最寄りの五稜郭駅まで30分ほど歩く。
発車の1時間ほど前に函館駅へ到着し、駅員さんに状況を確認。
長万部までの臨時列車は、先頭のグリーン車以外はすべて自由席とのこと。
しかも、列車は30分前くらいにホームへ入ってくるらしい。
それを聞いて、恐る恐るホームの様子を見に行く。
東西線並みに混んでいたらどうしよう……。
と思ったら、
ガラガラ。
遠くのホームでキャリーカートをガラガラ引いている音のほうが目立つくらい、ホームはガラガラだった。
まあ、途中でバス輸送が入るなら、そもそも高速バスみたいなのを使いますよね、という感じか。
とりあえずホッとしたので、駅弁を買ってホームで食べる。
「さけいくら弁当」。

これが……美味しくない。
おそらく本物のいくらなんだろうけど、いくらの周りが硬くて、プチプチというより妙な食感。
鮭も味が薄くて、ごはんが進まない。
回転寿司のいくら、優秀だな。
そんなことを思いながら食べる。
特に大きなアクシデントもなく、7時間ほどかけて旭川へ到着。
当然、動物園はもう閉まる時間だ。
東旭川駅までJRで移動し、そこからバスで旭山動物園へ。
バスの乗り方を調べると、クレジットカードで払える車両と、払えない車両があるらしい。
乗ったのは後者。
250円を現金で払い、終点の旭山公園入口へ。
もちろん閉園しているので、もういっこ先のバス停。旭山動物園には行かない。
目的はただ一つ。
ランドマーク。


さくっとランドマークをゲット。
停留所ひとつ分を歩き、さっき乗ってきたバスに戻る。
なんだか釣りのランガンをしているような気分だ。
旭川駅に戻ってきた頃には、もうお腹ペコペコ。
30年前、社員旅行で北海道に来たときに食べたかったジンギスカン。
当時は入社したばかりで、行きたいなんて言えるような発言力もなかった。
それを思い出す。
しかし今回は違う。
自由だ。
ということで、ジンギスカンへ。
店の機械で受付すると、
17組待ち。



おいおい……。何時間待ちだ!?
ところが口コミを見ると、席数が多く回転が速いらしい、これだけ待っていても30分ほどで入れるとのこと。
それならと、待つことに。店内を散策。
福岡にもあるらしい。MAPの目印が中洲ではなく中津を刺しているのが気になる。
あそこは、から揚げだぞ。そもそも大分県だ。
どうでもよいことに突っ込みを入れて待っていると、20分ほどで案内された。
口コミ通り、店内のキャパがものすごい。
せっかくなので、高いほうのセットを注文。
ごはんは大盛り。
ビールも。
最初の一枚は店員さんが焼いてくれる。
ジュージュー焼かれていく肉。
見るからに美味しそうだ。
焼き上がった肉をごはんに乗せて、かき込む。
うん。
これは美味しい。
そう思って食べ進めていると、だんだん空腹が満たされてくる。
すると……
なんか臭みを感じる。
これが、けもの臭というやつなのか?
よく考えてみる。
6,000円くらい払って食べるなら、
牛ロースとかの赤身肉を食べたほうがよくね?
そんな考えが頭をよぎる。
まあ、炭火の上に乗せたレモンをしぼるような鉄板で焼いて食べる。
この雰囲気も含めてのエンタメなんだろう。
そう思いながら食べ終える。
そして、おそらく今後ジンギスカンを食べることはないだろう。



ホテルでチェックインすると、ホテル税として300円取られた。
最近こういうの増えたよな、と思う。
部屋は10階。
エレベーターを待つのがかなり面倒だ。
客室数は十分あるけど、建物自体はかなり古臭い。
隣の部屋からハンガーを動かす音まで聞こえてくる。
料金は漫画喫茶の3倍以上。
それなのに、寝るだけなら漫画喫茶と大して変わらないな……と思う。
まあ、今回は鍵付きルームの漫画喫茶を予約できなかったので、しょうがない。
適当にツマミを買って、酒を飲んで寝るだけ。
そう考えると、なんだかもったいない。
ただ、立地はかなりいい。
ホテルの目の前が旭川駅で、隣にはイオンモールもある。
これは助かる。
酒とツマミを買うにも困らない。
結局、立地の良さに助けられながら、酒を飲んでそのまま寝落ちした。


