イカメタル 2026/7/2

今シーズンのイカメタルも3回目。7月は毎年よく釣れるイメージだけど、1週間旅行でサボっていたので状況が分からない。

駐車場に着くと、よく会う常連さんを発見。

「何回目ですか?」
「3回目。先週58杯だったよ。メタルじゃなくて胴付きだけど。そっちは?」
「同じく3回目です。前回はサバにやられてさんざんで28杯……」
「今日は釣れるといいね。次はいつ入れてる?」
「7日と14日です。ダメだったら追加します。」
「俺は19日と24日。また会いそうだね。」

釣り人同士の会話は、天気と釣果と予約日の話でだいたい成立する。

この日は風が弱く、パラシュートアンカーと風と潮の流れが同調せず、仕掛けが流される難しい状況。

日が沈むまではベタ底にしか反応がないので、水深57mの底から5mほどを丁寧に探る。それなりに反応はある。

悪くなさそうなので3本仕掛けへ変更。多点の浮きスッテは掛かった後に追い食いしやすく、数を伸ばしやすい。

イカ釣りは、その日の正解をどれだけ早く見つけられるかが勝負。

周りが何色を使っているか、枝スの長さ、誘い方はシャープなのかスローなのか。そして、イカを掛けた時のラインの角度。何回リールを巻くかで、おおよそのヒットレンジも分かる。

「そのロッドいいですね」と話しながら、実はリールの型番を見てギア比までチェック。ハイギアなら1回転約80cmなので、かかって巻いた回数からタナを推測できる。

この日はイカの群れも薄く、船の灯りが作る「明」と「暗」の境目をピンポイントで通さないと反応しないシビアな展開だった。

最初は3本仕掛けを使っていたため、水の抵抗で仕掛けが船の真下の暗いエリアへ流され、狙ったコースを通せていなかった。

そこで1本外し、重いスッテ+ちょい浮きのドロッパーの2本仕掛けへ変更。キャストし船べり真下の水深27.5mをピンポイント狙い。
30号のナマステ(水平フォールタイプ)に、上はUPPER95(ちょい浮きスッテ)。メインラインに対してエダスが約45度になるイメージで流すと反応が一変した。

3回誘って反応がなければ暗部分に入るので、すぐ回収して打ち直し。このパターンで再現性を確認しながら釣りを続ける。
数は40杯と爆釣ではなかったものの、パターンを見つけてからは周りが苦戦する中、自分だけコンスタントにヒット。

内心はかなりウキウキ。

それでも帰港後は、

「今日は渋かったですね~」

と、さりげなく周囲への配慮も忘れない。

帰宅後は、今年もイカを楽しみに待っていてくれた方へおすそ分け。そのお礼にジャガイモをいただいた。

本当は今年も「苦くないゴーヤ」を楽しみにしていたのだが、苗の時点で全滅してしまったらしい。

イカも野菜も、相手は自然。思い通りにいかないからこそ、うまくいった時の喜びは大きい。

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