2026/7/17鑑賞

シリーズで続けて観ている作品。
史実をベースに解釈された物語なので、最終的にどうなるかは知っている。
今回の予告を見る限り、いよいよ秦に対して五カ国が同盟を組んで攻め込む「合従軍」との戦い。
「なるほど、上映時間が長いのも納得だ」
そう思いながら映画館へ。
こういう大作はポップコーンを抱えた人が多く、ビニールをガサガサする音や咀嚼音が気になる。そこで、いつものようにノイズキャンセリングイヤホンを装着した。
これで雑音はほぼ消え、映画に集中できるはずだった。
……ところが、合従軍とは関係のないあらすじが延々と続く。
周囲の雑音は消えたが、眠気だけは消えなかった。
久しぶりに映画館で寝落ちしてしまった。
私はサンクコストという考え方があまりない。
「ここまで観たのだから最後まで」という発想も薄い。大切なのは「今後楽しめるか」だ。
常にJIT(Just In Time)。その時その時で最善と思う判断をする。
だから、目が覚めた時点で席を立つのも選択肢だった。
しかし、「ここで合従軍が始まるかもしれない」と思うたびに立てず、結局最後まで付き合ってしまった。
どうやら私は、制作側の「そろそろ始まる」という戦略に、まんまとハマってしまったようだ。
戦闘シーンもゾンビ映画のようにどこか生々しかった。ただ、敵兵たちが倒れてもなお主人公にしがみつくほどの執念を見せる一方で、「なぜそこまで恨み、命を懸けるのか」という心情描写が物足りない。
万極やその兵たちの怨念に至るまでの過程をもう少し掘り下げていれば、あの執念にももっと説得力が生まれ、決戦の重みも増したように思う。
とはいえ、次回作はいよいよ秦軍主力と合従軍との本格的な攻防戦が始まるはず。
今回は前哨戦と割り切って、次回に期待したい。
一言まとめ
「今回の戦いは、制作側の勝ち。」

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